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ソース

iStopMotion にイメージを配信する入力(ソース)は、 "ソース" ポップアップメニューから選択できます。利用可能なソースはここに表示されます。 ここで選択を試みる前に、外付けデバイスが接続されオンになっていることを確認してください。
iStopMotion は、以下のタイプのソースをサポートします:
- iSight または FaceTime HD カメラのような内蔵ビデオカメラ
- FireWire、USB、Thunderbolt経由で接続された外付けビデオカメラ(QuickTimeで作動することが条件)
- QuickTimeで作動することができるビデオキャプチャカード
- iStopMotion リモートカメラ。iStopMotion リモートカメラ (iStopCamera)は、iPhone 4 またはそれ以降、 iPad 2 またはそれ以降 (including iPad miniを含む)で実行できるiOSアプリです。
- 最近のデジタル一眼レフカメラのような、特定のスチールカメラ。テスト済みのカメラブランドおよび機種のリストは、iStopMotion サポートウェブサイトに表示されていますのでご確認ください。
- スクリーンソース。この革新的なソースは、Mac の画面のどの部分もクリップソースとしてキャプチャすることができます。
ソース設定
ソースポップアップメニューの下の部分には、選択したソースの設定が含まれています。 設定およびそのパラメータの数は、選択したソースの種類によって異なります。

内蔵ビデオカメラと外付けビデオカメラ
ビデオカメラは、内蔵、外付けのどちらも以下の設定が利用できます:
- アスペクト比: コンピュータ画面のピクセルは正方形なので、縦横の長さが同じです。一方、ムービーとカメラは、どちらも正方形ではないピクセルを持つことができます。この設定は、必要な場合にそれらを一致する場合便利です。通常「自動」設定で正常に作動します。
- サイズ変更/アスペクト比の警告:アスペクト比の横にある小さな白い感嘆符アイコンは、ソースの解像度がクリップの解像度と異なることを通知します。黄色の警告アイコンは、ソースとクリップのピクセルアスペクト比が一致しないため、ピクセルが圧縮または拡大される結果になった時、表示されます。
- プレビューを開く:目のアイコンが付いたボタンは、別のウインドウでソースプレビューを開きます。これは、遠くから作業している時、もう1つの画面にのせる時に特に便利です。
- 方向:横や上下逆さまにキャプチャする場合に便利なことがあります。

スチールカメラ (デジタル一眼レフカメラ)
デジタルカメラ(一般的にUSB経由で接続) は、まだiStopMotion でライブストリームを利用できません。カメラから撮ったプレビューを見るには、ツールバーのプレビューキャプチャボタンを使用する必要があります。スチールカメラの設定は、ビデオカメラの設定に非常に似ています。例外は、サイズ変更の警告がないことと、プレビューウインドウがないことです。

iPhone/iPad/iPod touch
共有Wi-Fi ネットワークで接続された iOS デバイスは、iStopMotion リモートカメラ(iStopCamera) アプリを使用すると、ライブカメラとして使用することができます。 以下の設定が利用できます。設定は、デバイスのタッチスクリーン、および iStopMotion の両方から可能です :
- Points (ピント/露出): ボタンをクリックすると、ライブプレビューにオーバーレイされたピントと露出の関心領域を定義するポイントを表示します。ピントや露出を合わせたい領域にこれらのポイントをドラッグしてください。iOS は、これらのパラメータに特定の値を設定することを許可しません。考慮されるべきポイントを設定できるだけです。
- 露出の固定/段階 スイッチ:Stop Motion で、通常同一シーン内では露出を固定しておきます。一方、日没を撮影するなど、低速度撮影では、カメラが捉えるシーンの変化に応じて露出を連続的にアップデートさせる方が良いでしょう。
- ホワイトバランスのロック/ロック解除 スイッチ:Stop Motion では、通常同一シーンで色合いを一定に保ちたいので、カメラのホワイトバランスを一定にするのが良いでしょう。ロック解除すると、カメラはカメラの捉えるシーンに応じてホワイトバランスを変更させます。ホワイトバランスを設定するには、白またはナチュラルな色の紙をカメラの前に置くことで、その後そのシーンと同じ光源で照らされことになります。スイッチをロック解除に設定し、しばらくカメラに色値をアップデートさせてから、ロックに設定をもどしてください。

スクリーンソース
1つのスクリーンの1部を iStopMotion のソースとして定義することができます。この方法は別のアプリで製作したものからムービーを作成するのに便利です。Photoshop を使った描写、QuickTime Player、3Dレンダリングアプリなどで再生中、またはコマ送り中の別のムービーなどがそれに当てはまります。スクリーンソースには2つの設定があります:
- エリア:
- サイズ:このポップアップメニューからは、クリップサイズの50%や100%など、数種のプリセットを選ぶことができます。エントリーの数はクリップやスクリーンサイズによって異なります。
タイムラプス(低速度撮影)

フレームを指定した時間、自動でキャプチャできると便利な時がよくあります。例えば、花が咲く瞬間などの撮影などです。 タイムラプス(低速度撮影)する時間を入力して、
ボタンをクリックすると、iStopMotion は指定された時間キャプチャを行います。 がクリックされるとキャプチャを停止します。スチルカメラを使用する場合、間隔には USB 接続の転送速度より大きな値を設定する必要があります。使用するカメラのモデルと撮影する画像の大きさ (メガピクセル) に依存しますが、通常は 5 〜 20 秒を指定します。
カラー補正

カラー補正は、入力ソースの色合いを取り除く、または美術的な理由で色合いを加えることができます。カラーホイールの中のどこでもクリックすると、すべての色がそのカラーに近い色に調整されます。色合いをニュートラルにリセットするには、右のアクションメニューから「デフォルト」を選択してください。
カラーホイールの横にある2つのスライダーを使うと、入力ソースの彩度やガンマ曲線を調整できます。ムービーにライティングを補ったり、特別な効果を追加したい時に使用してください。色合いと同様に、これらの調整をニュートラルにリセットするには、右のアクションメニューから「デフォルト」を選択してください。
右のアクションメニューは、カラー補正のためのプリセットを作成、管理するツールを提供します。この機能は大きなプロジェクトで特定の設定に常にアクセスしたい時、特に便利です。
チルトシフト

チルトシフトを使うと、iStopMotion で驚くようなミニチュア画像が作成できます。撮影シーンに新しい奥行きがプラスされます。この効果には、一般的な幾何学、カラー設定、ぼかさない部分のシャープ化、が含まれています。右上の切り替えでチルトシフト効果のオン、オフが設定できます。
幾何学
ボタンを押し、左にあるプレビューにオーバーレイされた幾何学効果をコントロールしてください。線で繋がれた2つのハンドルは、イメージの中心のぼかさない部分を定義します。別の2つのハンドルは、中心部分の大きさを定義しあます。ハンドルを移動させ、完全な設定を見つけるまで、効果の変化をライブで確認してください。
カラー
カラーグループの3つのスライダーを使うと、その効果の彩度、明るさ、コントラストを設定できます。一般的には、彩度が増すとミニチュア効果がより顕著になります。
シャープ
このグループのコントロールは、イメージの中心部分に追加のシャープ化を施します。コントロール強度とシャープ化の半径は、2つのスライダーの使用に影響を与えます。
右側のアクションメニューは、チルトシフトエフェクトのすべてのパラメータのプリセットを定義、管理に利用できます。この機能は、ムービーの複数のシーンを作業する場合に特に便利です。
オンボード Intel GMA グラフィックス搭載の古い MacBook および Mac mini コンピュータは、グラフィックスに負荷をかけるチルトシフト効果を計算するには十分なパワーがありません。チルトシフト機能はこれらのコンピュータでは利用できません。