ムービープリセット
ムービープリセットを使用すると、深い専門的な知識を必要とせずに一般的なフィルムフォーマットを使うことができます。iStopMotion にはさまざまなフォーマットのプリセットが用意されています。また今後のために独自のプリセットを作成しておくこともできます。iStopMotion に含まれているプリセットは出力に重点を置かれています。例えば、北アメリカのテレビ向けのムービーを作成し、DVD を作成して北アメリカの友人に送付したい場合には、NTSC 設定を選択します。
リストの下にある ボタンをクリックすると独自のプリセットを作成できます。既存のプリセットが選択された状態でこのボタンをクリックすると、選択されていたプリセットの内容がコピーされて新しいプリセットが作成されます。
ボタンをクリックすると、以前に作成したプリセットを削除できます。プリインストールされているプリセットは削除できません。
をクリックすると、独自の設定を編集することができます。プリインストールされているプリセットについては、内容が表示されます。
「新規ムービーを作成」のダイアログにプリセットが表示されないようにするには、「使用」列のチェックボックスを外します。
ムービープリセットには以下のすべての値が含まれます。各フィールドが空白になっている場合には、ムービーの作成時に入力する必要があります。
プリセット名: プリセットの名前で、「新規ムービー作成」のダイアログで表示されます。
幅 / 高さ: iStopMotion のムービーには、ピクセルサイズの値が必要です。
縦横比: ムービーの縦横比をピクセルで指定します。ポップアップメニューから標準的な縦横比を選択できます。またはカスタムを選択して独自な値を入力します。ムービーをコンピュータスクリーンで表示するには、Square (1:1) が一番適しています。
フレームレート: ここではムービーの再生時に1秒間に表示されるフレームの数を指定します。
開始オフセット: 必要に応じて、開始するタイムコードを指定します。
コメント: プリセットを説明するコメントを入力します。コメントを用意すると「新規ムービー作成」ダイアログが表示された時にプリセットが選びやすくなります。
デフォルトパス: ムービーがデフォルトで保存されるフォルダへのパスを指定します。
書き出しプリセット: iStopMotion はキャプチャしたフレームを圧縮せずにプロジェクトファイルに保存するため、別のビデオフォーマットで書き出し、他のアプリケーションで再生できるようにしておいても良いかもしれません。ここでは他のアプリケーションで使用する際のフォーマットを指定します。
プレビュープリセット: ジャダーなしのプレビュームービーの再生を行うために、iStopMotion はムービーを一時的に中間フォーマットに変換する必要があります。ここでは変換するフォーマットを指定します。ここでの設定は、プロジェクトのムービーには何の影響も与えません。
表示: 「新規ムービー作成」ダイアログにプリセットを表示するかを指定します。